健康科学大学 村松研究室

Neuroscience Letters誌に論文が掲載されました!

6508 Views

実験結果

 結果,糖尿病ラットの運動神経細胞が全体的に小型化し,その数も大きく減少する事がわかりました.また,消失する運動神経細胞の殆どはγ(がんま)運動ニューロンという小型の運動神経細胞である可能性が高い事がわかりました.

図3

実験結果から考えられること

γ運動神経細胞は筋力の発生に直接関与しない代わりに,脳が筋肉の長さを知るためのセンサーの感度を調節する働きがあります.γ運動神経細胞が脱落すると筋力は低下しませんが,腱反射が出なくなったり,脳が四肢末端の筋肉の状態を知る事が出来なったりして,バランスが悪くなることなどが予想されます.事実,糖尿病性神経障害の患者は他の疾患の患者よりも転びやすい事が知られています.

図4

è